しんのみ畑 多古町旬の味産直センター

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事業内容

事業内容

 

セット野菜

センター創設時に「多古の朝市を丸ごと届けよう!」というコンセプトで始まった「セット野菜」。生産者が選んだ7品目ほどの旬の野菜と自然卵や肉などをボックスに入れてお届けする方式は、多古町旬の味産直センターから始まったスタイルです。


年間を通じて100品目近くの野菜をお届けするので、「スーパーなどでは手に入らない珍しい野菜が届いて嬉しい」「自分では選ばない野菜も入ってくるし、レシピも入っているので料理の幅が広がって、家族に喜ばれる」と大好評です。

 

 

学校給食

1987年、東京都品川区の学校給食に「葉つきにんじん」を届けてほしいという注文がありました。栄養士さんたちが子供たちに自然のにんじんの姿を見せようと企画したものでした。葉つきにんじんを届けてしばらくすると、子供たちの絵や作文が届けられました。


「にんじんのはを見たのは、生まれてはじめてだと思います。」
「・・・にんじんが、でる日、ぼくは、やだなと思うけど、がんばってたべます。そして、たべてみるとおいしいから、だれが、このにんじん、つくったんだろうと、思っています。そして、おかわりのとき、おかわりします。・・・」


にんじんの本当の姿に驚き、にんじんが食べられるようになったというかわいらしいものでした。

これがきっかけとなって学校給食への供給を開始し、いまでは、練馬区や江東区などにも広がっています。生産者が教室に出かけてトウモロコシの皮むきの指導をするなど、農産物を通じた食教育、交流も発展しています。

 

 

交流

センターがもっとも大切にしてきたのが、消費者のみなさんとの交流です。田植えや稲刈り、毎年秋におこなわれる「BRAぶらしんのみまつり」などのイベントや視察研修など、毎年数千人の方に多古町へお越しいただいています。

 

2003年には交流施設「しんのみくうかん」も完成し、四季を通じて多くのみなさんに自然や農業にたっぷりと触れ、楽しんでいただけるような環境・体制づくりに取り組んでいます。

 

また、産地の様子や生産者などを紹介するため、年4回季刊誌「しんのみ畑」を発行するとともに、旬の野菜セットには毎回「しんのみ畑つうしん」を入れてみなさんに野菜の生育や畑の様子、レシピなどの情報をお届けしています。

 

 

 

私の田んぼ

1994年、「戦後最大の米不作」で国産米が不足して「米パニック」になりました。「安全で安心な国産米も産直で供給してほしい」という消費者のみなさんの願いにこたえる形で開始したのが市民農園「私の田んぼ」です。


市民農園利用者(消費者)が農園開設者(生産者)から田んぼを借りて、年複数日田んぼに来て田植えなどの農作業をします。日常の田んぼの管理は農園開設者(生産者)が請け負います。とれたお米はライスセンターで管理し、精米したお米を毎月お届けします。「自分の田んぼで育てたお米を食べてもらう」という形で始まったお米の産直です。


日本の自給率が問題になっていますが、生産者と消費者がしっかり手をつないで日本人の主食であるお米を守っていこうという取り組みです。

 

 

 

 

生協産直

多くの人たちにおいしい国産の野菜を食べてほしい、多くの人たちと交流していきたいという思いをこめて、東京の生協にしいたけを供給することからスタートしました。

 

いまでは供給先も北海道から長野、大阪など全国の生協に広がり、宅配や店舗をつうじて多種類の野菜を年間通してお届けしています。

 

また、生協組合員さんに産地見学やイベントにご参加頂くだけでなく、プロジェクトの企画の段階からご参加頂き、一方通行ではない双方向の交流を行っています。